11日、12日の二日間、名古屋にてCEセミナーの2回目を受講してきました。
今回は歯内療法コース。1日目は夜の10時までの講義、2日目は1日かけて実習を行いました。
歯内療法とは俗に言う根の治療のこと。虫歯などで、歯の表面のエナメル質が破壊され、細菌が侵入し、歯の内と外が交通してしまうことによっておこります。この交通してしまった内と外を適切な方法で遮断することが根の治療です。
病因論から考える講義は頭の中が整理されました。
私たちが戦っているのは細菌なのです。
そして今回も「生体」をさわる私達歯科医師の責任の重大さを身をもって実感し、適切な処置をしたら治癒してくれる「生体」の素晴らしさもまた身をもって実感しました。
行為なき理論は空虚である。
理論なき行為は暴力である。
(カント)
私達は歯科医療をするからには24時間歯科医師でありつづけなければなりません。
考えること、技術を磨くことをやめない歯科医師でありたいと強く思いました。