こんにちは。歯科医師の浅井です。
生後8ヶ月頃から下のかわいい前歯が顔を出し、3歳くらいまでに乳歯が生え揃います。そして6歳頃に、乳歯の奥に6歳臼歯が生え、前歯が抜け永久歯と交換していきます。その後は永久歯が揃うまでアクティブに交換が行われていきます。心の自立とともにお口の中も大人の準備をはじめる『6歳』とはとても重要な時期なのであります。
クリニックではたくさんのモグッ子の生え変わりを見てきました。我が子も先日右下の6歳臼歯が顔を出しているのを発見しました。実はもう7歳でして周りが早くに生え変わりを迎える中、本人的には待ちわびていた『おとなの歯』なのです。鏡で確認して自慢していました。抜けた乳歯を保管するケースは前から準備しているものの、生え変わりはまだなようです。
『6歳臼歯』は、永久歯が完成した後もとても重要な機能を果たします。そんな重要な歯はじっくり時間をかけて生えてきます。この歯を守り、彼女の歯磨きの自立を助けていく事がこれからの仕事かなと感じています。