歯周病・虫歯の予防には歯磨きで菌のコントロールをすることがかがかせないと何度もお伝えしていると思います。
そこで覚えておいていただきたい大切なポイントがあります。
実は「歯ブラシでは絶対に届かない部位がある」ということです。
例えば、奥歯の歯と歯の間は歯ブラシでどんなに頑張ってもキレイにすることは構造的に絶対無理。当て方を変えても当たらないものは当たらないのでどんなに時間をかけても磨き残しは減りません。フロスを使わない限りバイオフィルム(細菌の集合体)がつくられ虫歯や歯周病になってしまいます。
歯ブラシだけでキレイにするのは不可能ときっぱり割り切って効率よく効果を出せるセルフケアを考えていきましょう!
そして、バイオフィルムを見つけることです。
お口の中を攻略するためにどこに細菌がいるのかハッキリさせましょう。
ただ細菌は歯と同じ色をしているので見つけるのは大変です。
そんな細菌を手っ取り早く見つける方法があります。それが「染め出し」です。色がついていると目で見て細菌の居場所を見つけることができ、歯磨きのポイントがわかりやすくなます!
ただし注意があります。
なんと赤く染めても見えない細菌の住処があるのです。
部屋の掃除を想像してみてください。見た目はキレイになってもタンスの下や棚の間を覗いてみると汚れが残ってしますよね。
歯と歯の間や歯茎の隙間はどんなに目をこらしても見ることはできませんが、細菌はひっそりと潜んでいます。
また人によって歯並びや治療した歯などの状態によって菌が潜みやすいところが違うので自分のお口の中を把握する必要があります。
また、その部分にあった正しい武器(道具)を使い効率的に菌の退治をしていくことが重要です。
お口の中の状態や最適な道具の使い方については担当の歯科衛生士からお伝えしますね!
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