「歯肉炎」と「歯周炎」の違いとは?? | 京都市左京区の歯医者 おおくぼ歯科クリニック | 予防歯科・歯周病・小児歯科・矯正・インプラント・審美/ホワイトニング

予防歯科

ギネスブックに載っている世界で最も蔓延している感染症「歯周病」。

成人の8割がかかっているその「歯周病」は、歯周組織を破壊する疾患の総称です。

大きく分けると「歯肉炎」と「歯周炎」に分類されます。(厳密にいうと「咬合性外傷」を含む3つに大別されます)。

歯肉炎と歯周炎とはどう違うのでしょうか。

両方とも、デンタルプラークにより引き起こされる慢性炎症です。

歯科の総合情報サイトMI21より抜粋

歯肉炎;歯肉組織にのみ炎症が限局する場合(歯茎が腫れたり血が出たりする状態)

歯周炎:歯肉・歯槽骨・歯根膜に炎症が波及する場合(歯槽骨が溶けたり、付着の喪失(歯と歯肉の接続が壊れる)を伴う状態)

というように分類されます。

つまり、歯肉炎は歯茎だけが腫れたり出血している状態なので、プラークと歯石除去により早期のうちに治癒させる事がポイントです。そのまま放置してしまうと、病状が進行し、歯槽骨や歯根膜に炎症が及んで歯周炎になってしまいます。初期の歯周炎は、歯茎の中で進む病状なので気づきにくく、症状が出たときには進行している事も多々あります。

歯茎から血が出る、歯茎が痩せてきた、歯が長くなった気がする、歯茎が腫れている  などの症状はありませんか??初期であればあるほど、治療方法も簡単です。進行した歯周病治療はとても複雑で、大変な事が多いので、少しでも異変を感じたら歯科医院への受診をお勧めします。

というのは、どなたでもわかり切っている当たり前のことですよね。

何よりも大切なのは・・・

やっぱり「予防」と「メンテナンス」!!

虫歯だけでなく、歯周病も予防できます!

1回の検査をして初期の歯肉炎や歯周炎に気づくこともあるでしょう。でも検査やメンテナンスを継続的に受けることによって、リスク傾向に気付けることもあります。

歯周病になりやすい人、なりやすい時期、関連している全身疾患もあります。

是非皆さんのご来院をお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。

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