歯医者に来て虫歯のチェックと歯茎のチェックをしますよね。
チェックは何のために受けているのでしょうか?
・初期の虫歯があるので要注意です
・歯茎が炎症をおこしています
時々耳にするのではないでしょうか。
これは虫歯や歯周病が進行する前のサインを私たちが探してお伝えをしているのです。
予防の近道は「敵を知ること!」
そして敵に合わせた対策が必要とお伝えしました。
虫歯と歯周病は細菌がつくるバイオフィルム(細菌の塊)によっておこることがわかりましたね!
ただし虫歯や歯周病はバイオフィルムがあるとすぐに起こるわけではありません。
ここでほっとした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は虫歯の進行についてご紹介します!
健康な状態から虫歯になるまでには時間がかかります。
ある研究によると虫歯の初期の兆候がでてくるまで3週間かかるという結果もあるんです。
みなさんは”虫歯“と聞くと歯に穴が空いた状態を、イメージするのではないでしょうか。
でも虫歯には穴があくまでにいつくかの過程があるのです!
虫歯の進行をイラストで表すとこんな感じです。
最初に歯の表面がちょっと白っぽくなります。まだ穴は空いていません。これが初期のサインです。
この状態になるまで3週間という長い時間がかかります。
ここで、「虫歯になりかかってしまったら歯に穴が空いて痛くなるしかないの⁈」と思ったそこのあなた!
なんと!初期の虫歯は元に戻すことができるんです!
歯に穴が空いてしまったら難しいのですが表面がちょっと白くなった状態であれば
この間に適切なケアをすることで健康な歯に戻せるのです!
1日や2日で穴が空くのなら予防する術はないかもしれません。
でも進行するまでにこれだけの時間があるので穴が空くことを阻止することができます!
歯医者でその進行のサインを見つけることで治療が必要になる前に予防することができるのです。
進行のポイントごとにあった対策を、担当の衛生士からお伝えします。一緒に予防していきましょう!
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