こんにちは。受付の雑賀です。
先日、伊丹市立美術館で開催中の「レオレオニ展」へ行ってきました。
オランダ出身のアメリカの絵本作家レオ・レオニ。
原画展で、世代を超えて伝わるぬくもりを感じました。
数ある作品の中でも、私がすきなのはスイミー。1963年に出版され、小学校2年生用の国語教科書に1977年から載録されている。
あらすじ
スイミーは小さな魚。ただ、兄弟がみんな赤い魚だったのに、スイミーだけは真っ黒な小魚だった。泳ぎも得意であり速かった。大きな海で暮らしていたスイミーと兄弟たちだったが、大きなマグロに兄弟を食べられてしまい、泳ぎが得意だったスイミーだけがなんとか助かる。
兄弟を失ったスイミーはさまざまな海の生き物たちに出会いながら放浪するうちに、岩の陰に隠れてマグロに怯えながら暮らす兄弟そっくりの赤い魚たちを見つける。スイミーは一緒に泳ごうと誘うのだが、マグロが怖いからと小魚たちは出てこない。
そこでスイミーは、マグロに食べられることなく自由に海を泳げるように、みんなで集まって大きな魚のふりをして泳ぐことを提案する。そしてスイミーは自分だけが黒い魚なので、自分が目になることを決意するのだった。かくして小魚たちはマグロを追い払い、岩陰に隠れることなく海をすいすい泳げるようになったのであった。
この作品は、読み手によって、さまざまな受取り方があるといわれています。
私は、小魚たちが集まって大きな魚のふりをする時に、スイミーのリーダーシップと「それぞれが自分の持ち場を守って」というところに注目しました。
チーム力。
それぞれの力が合わさると大きな力になる。
クリニックでも、ドクター、衛生士、トリートメントコーディネーター、スマイルサポーターと役割があります。
自分たちのやるべき事をやり、力を合わせて目標へ進む。
改めて、自分の受付という役割を考えさせられました。
患者さんの笑顔のために、チームの力になるために、日々勉強です。