カエルの合唱が心地よい季節となりました。カエルの声にはリラックスと安眠効果があるそうです。歯科医師の福原です。
さて、先日父が舞鶴の自宅まで遊びにきてくれ、久々に二人で釣りに行きました。
小さい頃はよく父と海に出ていた気がするのですが、よく考えたら釣りは大学生の頃が最後で、約10年ぶりでした。
海は穏やかで天候も良く、ラジオだけが流れるただのんびりとした時間を過ごせました。
ガシラ、メバル、小鯛、キスなど可愛らしいお魚が釣れ大満足。
ただ気づきました。私はお魚は食べる専門。処理はおろか、出来れば触りたくない性分です。見兼ねた父が帰りにホームセンターで出刃包丁・砥石を購入し、自宅にて三枚おろしレッスン開始です。
刃物の効果的な使用方法から調理法まで教えてもらい、父の偉大さが身にしみました。
自分が下ろした魚は身が小さくなってしまい、食い意地の張っている私は最後は丸揚げにしてしまいました。少しの身も捨てたくない!勿体無い勿体無い。。
味はシンプルに塩胡椒なのに、魚によって旨味が全然違い、とても美味しかったです。
父と私と舞鶴の海。昔と何も変わらないはずなのに、時間の過ごし方・感じ方が変わったように思います。
その時は気づかないですが、当たり前にあったものが当たり前でなくなったことを知り、大切にしようと思うからでしょうか。それが大人になるという事なのかもしれません。
今自分がいる場所も、数年先には貴重だったんだなと思うのでしょう。そしてそこには戻りたくても戻れません。
これは、今いる日常に幸せが転がっているんだよということを意味している気がします。
話が急カーブしてしまいましたが、そんな大切な気持ちを再認識できた、とても有意義な休日でした。