おおくぼ歯科クリニックでは、顎の骨と顔の発育を正常な発育軌道に乗せ、お子様が健康に生活できるように、結果として歯並びもよくなる「顎顔面矯正治療」を行っています。
顎顔面矯正は主に幼児期、小児期に行うもので、見た目の歯並びを良くするというより、乳歯の頃からきれいに歯が生えるように、顎の骨や顔の骨格を整えて正しい発育を促すことを目的としています。
上顎が健全に発達すると、鼻腔が広がり鼻呼吸がしやすくなって、呼吸がしにくい症状から解放されて良質な睡眠がとれ、健康な体づくりに期待ができます。特に、成長期(5歳~9歳)のお子様に有効な方法で、歯を痛めることもなく矯正後の後戻りもほとんどみられません。
乳歯が生え変わる時期に、下の歯が内側から生えてきたなど、お子様の歯の問題に気付く親御さんが多いです。4~5歳の頃に上顎が発達し大きくなるのですが、この時期の歯に隙間ができていなければ、永久歯が正しく収まるスペースがなく、歯がきれいに並ばないことが予想されます。そうしたお子様や、いびきや睡眠時無呼吸症候群、アレルギーなど口呼吸の関連が考えられるお子様に矯正治療をお勧めしています。治療の過程で一時的に隙間が大きくできたりしますが、問題ないので長い目で見ていただきたいです。不安なときは、そのつど相談してくださいね。
https://www.okubodental.com/subjects/pedodontics/occlusion