モグモグ通信2016年春号を発行いたしました。
小児の予防クラブ「もぐもぐクラブ」からのお知らせや予防のお話を定期的に発信しております。今後もぜひお楽しみにお待ちください!
モグモグ通信2016年春号
入園・入学・進級されたもぐっ子のみなさん、おめでとう!
春は新しい生活が始まる季節ですね。
歯ぎしり、くいしばりしていませんか?
生活リズムがかわるもぐっ子もいると思いますが、慣れるまでは大変ですね。
お口から「グイッグイッギリギリ!」っと聞こえたりしませんか?
歯ぎしりの原因がストレスなんてよくききますが、実はそれだけじゃないと言われているんです。
歯ぎしりの原因は4つ
①異常なかみ合わせ
②ストレス
③日頃からあまり噛んでない、食べ物はほぼ丸のみ、運動不足
④濃い味付けを好んで食べている
唾液を出そうとして、歯ぎしりやくいしばりをするといわれています。ですので、日常生活でよく噛んでいたり水分をよくとって唾液を出しておけば、歯ぎしりをしなくても、まかなうことができるそうです。
濃い味付けを好んで食べると、消化するための胃酸がいっぱい必要になり、胃に負担がかからないように歯ぎしりをして唾液を出しているのです。
これらのことは大人にも同じことが言えます。体のしくみってすごいですね!
歯ぎしり、くいしばり対策をしてみよう
①料理の具材を大きく切る
②一口30回噛んでから飲み込む
③水分をとる
④食べ物を飲み込んだ後に飲み物を
⑤食後は果物がベスト
⑥運動をする
対策はズバリ「唾液を出すこと」です。
具材が大きいと噛み砕くのに時間と回数がかかります。30回噛むことがしんどいようなら10回噛むことから始めてもかまいません。アゴが疲れる…あまり噛んでなかったのかも…と思いますが、慣れてくると鍛えられてきます。
噛んでいる最中に飲み物で流し込むと噛む回数が減ってしまうので、噛んで飲み込んだ後に飲み物を。スナック菓子、クッキーもおいしいけれど(筆者自身も好きです)、果物は水分を含んで栄養たっぷりですのでオススメです。
2月から歯科専売の「ポスカF」が新発売になりました。テレビをみている時や食後に、噛んで唾液を出すのもいいかもしれませんね。味が長く続くのが特徴で、長時間噛むことができます。ストロベリー味とマスカット味を取り扱っています。おおくぼ歯科クリニックにご来院の際に、ぜひチェックしてみてくださいね。