新しいライフスタイルの一つ、マスク生活の影響
口呼吸に注意!
最近マスクをしている時間が長くなりましたね。蒸し暑く、ついつい口呼吸になっていませんか?!口呼吸は百害あって一利なし!!歯周病や虫歯のリスクのみならず、インフルエンザなどのウィルス感染のリスクも増大すると報告されています。
マスク時間増加による口臭の原因
さて、マスクをする時間が増えて「あれ、私、口臭あるかも?」と思った方もいらっしゃいませんか。口臭のほとんどの原因物質は口腔細菌が産生します。
そう、歯周病菌や虫歯菌達です!細菌達がタンパク質や摂取した食物、口の中の組織などを分解するときに口臭成分が発生します。とくに歯周病菌に代表されるp.gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)は強い口臭成分を大量に発生するのです!嫌ですね(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
口臭は口臭研究学会によって円グラフの5つに分類されています。口臭外来の受診割合でみると、真性口臭症が大半以上の68%を占めることがわかります。
真性口臭症は他の口臭症に比べて治すことは簡単です。 そう、歯周病や虫歯の治療をし菌のコントロールをすれば良いのです。そして、なによりセルフケアをして普段から菌が住みつきにくくすれば良いのです。
舌の色に注目しましょう
また、もう一つ見て欲しいのが「舌」です。舌の色は何色ですか?もし、苔のような白いものが多く付着していたら、そこで菌達が繁殖して口臭の原因になっているかもしれません。加齢や口呼吸、お薬の副作用により唾液が減ると、舌苔が増えてくると言われています。
口臭に大きく関わる歯周病や、虫歯に関する詳しい情報は下記をご覧下さい。