6月16日に株式会社ヨシダ大阪営業所にて、当院歯科医師の所属するWDC(女性歯科医師の会)の関西支部会が開催され、院長、副院長、浅井、増井、福原が参加してまいりました。
午前中は[CAMBRA]という虫歯リスクを評価するシステムについて、カリフォルニア大学歯学部の論文を元にお勉強しました。簡単にその場で結果がわかり、またリスクごとにアプローチ法が異なるガイドラインが設定されているという画期的なシステムです。海外では予防は当たり前となっていますが、日本ではまだまだ予防に関しては後進国と言われており、高齢になったら歯がなくなるもの、虫歯になるのも当たり前という考えが残っているようです。まずは自分の虫歯リスクを知り、それぞれにあった予防ケアに取り組むことが、感染症である虫歯から歯を守っていく第一歩となります。
当院でも初診時や治療終了時などの節目に虫歯リスクを知るための唾液検査を行いますが、初診時と比較して結果が良くなって喜んでいる患者さんのお姿を見ると、私も嬉しくなり、ブラッシングや食生活などを見直して努力された結果が、数値として出るのだなと実感させて頂いております。
午後は症例発表と、宿題(精度の高いレントゲンと口腔内写真を撮るための取り組み。毎回担当は順番性で評価とアドバイスを頂きます)、症例相談となりました。
今回人生初の症例発表を私、福原がさせて頂いたのですが、内容に関しては勿論ですが、発表の仕方であったり、スライドの作成・資料・準備の大切さなど、多くのことを学ばせて頂きました。
夜は懇親会にて、諸先生方の発表に対しての準備やチームワークについてのお話を聞かせて頂き、とても充実した一日となりました。
女性だらけのWDCですが、中身は武士のような強く熱い女性の先生方が多いです。
これからも刺激されながら成長していけたらと思いました!