第14回WDC総会へ、院長と歯科医師の永原、浅井が出席しました。
私たちドクターチームが所属するWDC女性歯科医師の会の総会が、5月20日、21日の2日間、大阪にて開催されました。
2009年、福岡の林美穂先生を会長とし発足したWDCの会員も、現在では150人近くに!
普段は、東日本支部、関西支部、西日本支部へ別れ、それぞれ定例会を行い、年一回全国会員があつまり総会を行います。
1日目は、5人の会員によるプレゼンテーション。どの方も熱い思いが伝わるプレゼンでした。
夜は、懇親会。普段はなかなか会えない遠い会員と語り、情報交換し、貴重な夜となりました。
翌日曜は、桑田正博先生をお招きし1日ご講演いただきました。桑田先生は、歯の被せ物や詰め物を作る歯科技工士(テクニシャン)です。まだ日本の歯科界にセラミックがない1960年代。米国では、金属の上にセラミックを焼き付ける歯の被せ物の研究がされていました。桑田先生は、日本の歯科界をよくすべく、単身ニューヨークへ。そこで、研究と臨床の両面からセラミック(正確にはPorcelen fused to metal)の開発に関わられた先生です。帰国後はセラミックの普及に邁進され、セラミックの長期安定に重要な咬合論を説かれています。
そんな桑田先生は御歳81歳。あと19年は現役でがんばられるそうです。ご苦労された人生を背負っていらっしゃり、先生のお人柄がでていらっしゃるご講演でした。
スライドにも度々でてくる格言には、一字一句納得しうなづいておりました。
今回は私達が所属する関西支部が主幹の総会。全国の先生方に楽しんで頂きたく準備をしてきました。
終わりには、温かいお言葉も頂き、私達も嬉しい総会となりました。