京都市左京区下鴨のおおくぼ歯科クリニック院長の大久保恵子です
7月7日の七夕の日、神戸で京セラコロキウムというインプラントの講演会で、発表して参りました!
数百名の歯科医師の前での講演は大変緊張しましたが、無事に終える事が出来てホッとしています。
現在トラブルも多数報告されており、ややマイナスイメージのあるインプラントですが、的確な方法で、知識、技術を積んだ歯科医師のもとで行えば、成功率の高い、安全な治療なのです。
何より、インプラントでしっかりと噛み合わせを支える事により、自分の歯を守る事にもつながります。
義歯に比べ、格段にQOLの向上につながるインプラントは、一昔前では考えられなかった夢の治療の実現でもあると思います。
今回私は、歯を失う原因の50%以上をしめる歯周病患者に対し,どのような治療を行えばインプラントが長持ちするかということについて講演させていただきました。
歯周病は、歯周病菌のコントロールが難しく、再発のしやすい病気です。
歯周病菌はインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こします。
ですので、歯周病のコントロールがインプラント長期安定の鍵になります。
安易な歯石とりでは、絶対に治らない歯周病という病気を再発させないためには、環境を改善する様々な外科処置も必要となります。
一つ一つ時間をかけた丁寧な歯周病治療がとても重要だという事です。
講演後、たくさんの先生方から好評を頂きました。
歯科医師にとって厳しい時代だからこそ、丁寧で地道な治療だけが患者様の信頼に繋がります。
同じ実感をもった先生方からの評価を嬉しく思いました。