京都市左京区おおくぼ歯科クリニック院長の大久保恵子です
今年も残すところ後わずかとなりました。
今年のおおくぼ歯科クリニックは、「メディカルトリートメントモデル」の確立を合い言葉に、予防歯科、総合治療により一層力を入れてまいりました。
歯を病気(虫歯、歯周病)にしない事が、何よりの患者利益につながると私たちは考え、スウェーデンなど北欧の予防歯科先進国のシステムに習って、私たちの診療室のシステムを作ってきました。
メディカルトリートメントモデルとは、病因論を正確に分析、把握した上で手順に沿った検査、診査を行い診断し、必要最小限の処置を行い、メインテナンスを続けるという治療体系のことをいいます。
年末には、お互いの成果を発表し合い、医療の質を計る「QIクオリティーインディケーター」にまとめる事ができました。
これは、聖路加国際病院の提唱する、医療の質を数値化し、より高いレベルで適切な治療がされ、その結果を数値で評価するものです。
何はともあれ、ずいぶんと理想のクリニックに近づいてきました。
まだ課題はありますが、11年前の開業時に、
「自分の一番行きたいクリニックを作ろう」
との思いに近づいてきた気がします。
予防は一朝一夕にはできません。
私たちの思いが、20年後30年後の地域の皆様のお口の中に反映されるよう、
来年からも頑張りたいと思います。