京都市左京区のおおくぼ歯科クリニック・院長の大久保恵子です。
内閣府のHPにも日本の子供の自己肯定感が諸外国に比べて低いという調査が記されていました。
自己肯定感とは?
「自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている」と、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいいます。 自分の良いところも悪いところも含めて自分のすべてを肯定できる、前向きな感情ともいえます。とありました。
この本によると、「私なんて」と自信が無く思ったりするだけでなく、「がんばりすぎてしまう」「他人に振り回されてしまう」「他人の言動に腹が立つ」なども自己肯定感が低いという事のようです。
自分基準で生きられず、他人の評価の中で縮こまってしまったり、頑張りすぎてしまったり。また、他人との距離を上手く計れないので、他人に近づきすぎて期待しすぎてしまったり、その結果、嫌ったり嫌われてしまったりするようです。
他人基準なので、「◯◯したい」ではなく、「◯◯すべき」と考えてしまう(!!私は「べきべき人間です」)のも一つの特徴のようです。
正直、私はかなり当てはまる事が多くありました。
この本には、その解決法として、
「物事を評価しない」
「他人をリスペクトする」
「同調しない」
「人を変えようとするのはやめる」
「(自分の)いいとこ探しは意味がない。ダメな自分にも事情があると思う」
とありました。
この本を手に取ったきっかけ
今、人生のターニングポイントだな〜と思う事が最近よくありまして・・・
この先、どう生きようかな〜と考える事が多くなりました。
自分の信じる道を自分軸で歩いて行くには、子供の頃から感じていた心のモヤモヤを整理したいと思った時に出会った本です。
心のモヤモヤって、例えば、いつもはまってしまう思考パターンというか、行動パターンというか。
それがいいと思ってないのに、なぜかいつも同じ結果になってしまったり。
乗り越えられない心の壁みたいな物です。
だれにでも多かれ少なかれあると思います。
この本を読んで、たくさんの気付きとともに、心が楽になりました。
私にとっては、ゆっくりじっくり、また忘れた頃に読み返したい本でした。