京都市左京区おおくぼ歯科クリニック院長の大久保恵子です

７月６、７、８日と山形県酒田市に、予防歯科の学会ともいえる、オーラルフィジシャンチームミーティングに、歯科医師、スタッフ５名で参加してきました。

オーラルフィジシャンとは、削って詰めての治療から、予防を通して健康を守る歯科医師の事です。
私たちオーラルフィジシャンは、患者に真の利益を提供できる歯科医療を目指す集まりとして、このミーティングを毎年開催しています。

昨年は東北の震災により、急遽チャリティーセミナーとして行われ、当クリニックも発表させていただきました。

質の高いオーラルフィジシャン診療所を作り増やす事で、患者利益を高め、
日本の歯科医療に変化をもたらす事を目指す私たちですが、
今年はさらに、本当に質の高い医療とは何かを考ることがテーマとなりました。

聖路加国際病院の病院長である福井次矢先生に、診療所の質を数値化する事の重要性を、
スウェーデンのカロリンスカ研究所所長のHans C.H.Sanberg先生に、リスクアセスメントと、予防の今後について、
アメリカUCLA臨床教授である、ヘンリータケイ先生より、「患者中心の歯科医療：歯周治療とインプラント治療の現状」と題して、治療予後の評価について、
さらに、アメリカの大学でで専門医をとられた３名の先生に、専門医とチーム医療についてご講演いただきました。
かえって来てからは、早速クリニックにフィードバック。
まずは聖路加国際病院に習い、クオリティインディケーターの指標に則り、
クリニックの質を評価したいと思います。